第5回目「そのクリエイティブの理由 ~人が動く表現とプロモーション」
こんにちは、デジタルハリウッドの安藤です。
4月2日に行われたネクサスアドバンスセミナーの5回目
「そのクリエイティブの理由 ~人が動く表現とプロモーション」
のレポートです。
今回は期初め、そして花見、新歓と悪条件が重なり、参加者が非常に少なかったですが
過去開催された中でも1,2を争う内容のセミナーだったと思います。
プレゼンターはインターネット広告代理店のセプテーニから穂苅さん、TYOグループのWeb制作会社、コラボの代表取締役の平尾さんと福田さん、TYO インタラクティブデザインの代表取締役社長である森本さんと、今まで開催してきた中でも例のない豪華さでした。
今回のテーマは、個人的に非常に興味がある「人は何によって心を動かされ、特定の行動を取るのか」今回に関して言えば、ある商品を購入する、という行為を差しますが、そのトリガーとなるために、自分たちが作らねばいけないことはなんなのか、ということを探ろうということでした。
このテーマに関して、セプテーニとTYOを選んだのは明白です。それはTYOグループの生むクリエイティブが非常に優れており、またそのクリエイティブの露出先、露出方法をロジカルに考案できるのがセプテーニという広告代理店です。それぞれの得意分野を担当するこの提携形態は非常に合理的であると思われますし、オプト、サイバーエージェントなど他のネット系広告代理店でも同様の動きが起きています。
セミナーは大きく分けて3部で展開されました。第1部は穂苅さんからの広告概論から
始まり、多くの事例を用いてのクリエイティブプランとその成果、そしてその成果から導き出される多くの有用な仮説を聞かせていただきました。
特に事例に関してはコンフィデンシャルな内容も多かったので、このレポートの中で発表できるものは限度がありますが、いくつかポイントを紹介させていただきます。
・広告は恋愛のプロセスに似ている
特定の人を振り向かせる、という点において広告と恋愛は同じ、企業にとって広告は消費者へのラブレターになります。
・広告の5W2H
広告も5W1Hがあるが、さらにもう一つのHが入るそのHとはHowMuch(いくらで)である
・2つのクリエイティブ
サイトへ誘導するためのクリエイティブ、サイトそのもののクリエイティブの2種類を連動させて考えないといけない、そこの2つのクリエイティブの遷移での、ユーザーの心の動きが広告の起す最大の役目
・目的志向を
目的をどこまで突き詰めて考えることが出来るか?目的を考え、その目的を達成するための方策を考えるのに、ここまででいいという限界はありません。
続いて、化粧品会社や人材派遣会社の広告例をとって、知名度や業界順位ごとの戦略のたてかたについて貴重なTipsを教えてもらいました。
これについても書きたいのですが、コンフィデンシャルな内容を含むため、来場された方のみの特典としたいと思います。
クリエイティブのアイディア次第で、投下予算に対するROIが大幅に変わることを極めて具体的に教示いただきました。
続いて第2部では平尾さんと森本さんから今までにTYO IDが作ってきたクリエイティブについてご紹介いただきました。
いくつかはパスワードつきのアーカイブとして格納されているのですが、ここでは、今でも閲覧することが出来るものを紹介します。
※WEB(商品系)
■VAIOgraphy
※WEB(企業系)
■FRONTAGE
※WEB(映像系)
■MAP or RAP
■TYO-ID MOBILE PHONE SHOOTING GAME
■絶滅動物シリーズ
- 01
- 02
- 03
■SAVE PAPER SAVE FORESTシリーズ
- Tissue Paper
- Wrapping
私が特に好きなのは「絶滅動物シリーズ」と「SAVE THE PAPERシリーズ」でした。
博報堂TYOグループの存在を知ったのもこの作品からだったと記憶しています。
クリエイティブは才能によって左右されますが、それ以上に、よい実例を多く見ておくことも重要です。特にこうした一流のクリエイター、プランナーの作り出すコンテンツは心を揺さぶられます。
目的を達成するための手法を極限まで考え、試してみることが人の心を動かす仕掛けを生み出す秘訣なのでしょう。


